外壁塗装のリフォーム業者と工務店の違いは!?外壁塗装を依頼する時のポイント

外壁塗装を取扱う業者にはいくつかの種類があります。

  • 塗装専門の個人業者
  • 多くの職人を抱える大手塗装業者
  • リフォーム業者
  • 工務店
  • 大工

など…

さて、このように列挙してみると多くの方が感じる疑問があります。

「リフォーム業者」と「工務店」の違いってなに?

確かに、個人・大手の塗装業社や大工などは誰にでも分かるとして、リフォーム業者と工務店はどんな仕事をするところか分かりにくいですよね。

「外壁塗装のぬりかべ君」では「外壁塗装で失敗しない・後悔しないためには業者選びが重要」だと繰り返し説明しているので、選択肢の一つとしてリフォーム業者や工務店が挙がった時のために、両者の違いについて紹介しておきましょう。

リフォーム業社と工務店の違い

リフォーム業社と工務店、どちらの業者に外壁塗装の工事を依頼しても共通することがあります。

それは「施工するのは自社の従業員ではない」ということです。

意外に感じるかも知れませんが、リフォーム業社や工務店に外壁塗装の工事を依頼すると、

  • 委託を受けた下請けの地元塗装業社
  • さらに工事の委託を受けた孫請けの個人の塗装職人

が実際に施工することになります。
これが、リフォーム業社と工務店の共通点です。

「◯◯リフォーム」さんや「◯◯工務店」に外壁塗装をお任せすれば、当然、その会社に所属している塗装職人が施工してくれるように感じますよね?
ところが、リフォーム業社と工務店では、そもそも「実際に施工すること」が業務の範囲に含まれていないのです。

「施工範囲」の違い

実際の施工は業務範囲に含まれていないという共通点がありますが、リフォーム業社と工務店の施工範囲には違いがあります。

リフォーム業社の施工範囲
    • 住宅のリフォームに関する施工のみを扱う

リフォームとは、増改築や修繕・改修のほか、外壁塗装や防水なども含まれる

工務店の施工範囲
  • リフォーム工事業のほか、住宅の新築も扱う

施工範囲のイメージはこんな感じになります。

大きく住宅にまつわる業務がある中で、リフォームのみに特化しているのがリフォーム業者、リフォーム工事業を含めて住宅新築も扱うのが工務店です。

「見積り」の出し方の違い

リフォーム業者と工務店には、見積りの出し方に特徴的な違いがあります。

リフォーム業者の見積り

施主との話し合いで自社が作成した見積りを提示する。
合意を得た範囲内で下請け業者に「◯◯万円で工事して」と業務を委託する

工務店の見積り

まず下請け業者に見積りを作成させる。
その上で自社の取り分を上乗せして施主に提示する。

どちらも「施主と下請け業者の間に入る」という意味では同じような立ち位置ですが、実際に施工する塗装業者の立場で見るとこれが大きな違いになります。

リフォーム業者からの下請け工事は「◯◯万円で工事して」ですから、施工する塗装業者は、塗料代や足場代などの経費を差し引いていくらの利益が残るのかを計算します。

ここで「儲けが少ない!」となれば、塗装業者が選ぶ道は

  • 工事金額に見合った塗料にランクダウンする
  • 三度塗りを二度塗りにするなど、手間を省く
  • その工事請負契約を断る

しかありません。

一方、工務店からの下請け工事になる場合は、施工する塗装業者が先立って見積りを作成することになります。

ただし、工務店サイドから「◯◯万円くらいを上限に見積もって欲しい」などの要望が加えられることが多く、結果、リフォーム業者からの下請け工事と同じような状態になってしまいます。

これは「工事金額を最大限に活かして良質な外壁塗装工事をして欲しい」と望む施主にとっては好ましい話ではありませんね。

【現役プロ業者の一言】

リフォーム業者や工務店の営業マンが、セールストークの中で「ウチの職人は腕自慢ですよ」とか「当社の熟練した職人が施工します」などと言うことがあります。説明したとおり、リフォーム業社や工務店には自社の職人は存在しないので、実際には「下請け業者に外注委託するんだな」と考えましょう。ただし、リフォーム業者や工務店には必ず協力関係にある塗装のプロ業者がいて「外壁塗装は全て◯◯さんに委託する」と決まっている場合があります。リフォーム業者や工務店の営業マンと話す時は、一歩踏み込んで「施工する業者さんはどこですか?」と尋ねてみるのも良いでしょう。

外壁塗装に関する「知識」の違い

外壁塗装を成功させるためには外壁塗装に関する知識を身につける必要があります。

ところが、リフォーム業者と工務店には、外壁塗装に関する知識の深さに違いがあります。

リフォーム業者の知識の深さ

外壁塗装に関する知識があまり深くない。

現場に来て塗装職人に指示を出したり現場の勉強をしていない場合が多く、特に営業マンは外壁塗装の基本的な知識さえ持っていないことがある。

工務店の知識の深さ

営業マンを含めて現場の管理指導に積極的であり、外壁塗装に関する知識は深い。

リフォーム業者の中にも現場管理に積極的な業者はあるし、営業マンによっては外壁塗装の経験者だったり現場の勉強を営業に活かす人もいるので、一概に「リフォーム業者は知識が深くない」とは言い切れません。

しかし、リフォーム業者の中には、出稼ぎの外国人を雇うなどして職人への給料を抑える業者もあり、工事の質が安定しないことが多いのも事実なのです。

工務店は地元の建築関係業者の中心的な存在。
業務の協力関係としても、個人的にも、技術の高い良質な職人との付き合いが深いのが特徴で、外壁塗装に感して深い知識を持っているのが特徴です。

工務店ならではの地元での太いパイプで、腕が良くて良心的な塗装職人を手配してくれることが期待できます。

リフォーム業者や工務店に外壁塗装を依頼する時のポイント

リフォーム業者や工務店に外壁塗装を依頼する時には、特に注目すべきポイントがあります。

このポイントを押さえて依頼するのと、ポイントを知らずにお任せしてしまうのでは、仕上がりは段違いになることが多いので、しっかり理解しておきましょう。

リフォーム業者に外壁塗装を依頼する時のポイント

リフォーム業者は、外壁塗装だけに限らず、増改築・修繕改修・防水・壁紙の張替えなど「住宅のリフォーム工事業のことならなんでもお任せ」という業者です。

ところが、リフォーム業者として稼働している業社でも、初めからリフォーム全般を取扱っていたわけではありません。

ほとんどのリフォーム業者が「元々は外壁塗装の専門だった」とか「最初は壁紙の張替えだけだった」という状態からステップアップしてリフォーム工事業全般を取扱うようになり、リフォーム業者に発展しているのです。

つまり、リフォーム業者には「得意分野」があるということです。

ということは、外壁塗装を理想どおりの仕上がりにしたいなら、外壁塗装に詳しいリフォーム業者に任せるのがベスト。

「元々は外壁塗装の専門だった」「外壁塗装業社で修行した」という経験を持っているリフォーム業者なら、外壁塗装に関する知識も経験も豊富なはずです。

外壁塗装の業社選びでリフォーム業者が候補に挙がった時は、そのリフォーム業者に

  • 得意分野はなに?
  • 元々はどんな分野の業種だった?
  • 外壁塗装の施工実績はどれくらいあるの?

という質問を投げかけてみましょう。

外壁塗装に自信があるリフォーム業者なら「以前は社長が外壁塗装の職人だったんですよ」とか「営業マンの中には外壁塗装業者で修行していた者もいるんですよ」という心強い返事が返ってくることでしょう。

工務店に外壁塗装を依頼する時のポイント

工務店は、主に住宅の新築で利益を得ている業者です。

工務店では、住宅の新築を含めてリフォーム工事業の全般も取扱っていますが、大手ハウスメーカーの下請けや建売に力を入れている場合が多いのが実情です。

元々は外壁塗装のプロから発展した工務店でも、現状は外壁塗装に全く力を入れていない工務店が多いのです。

また、元々が壁紙の張替えや大工業だった工務店は外壁塗装に関する知識と経験がありません。

工務店に外壁塗装を依頼する時は、必ず

  • 外壁塗装の施工実績があるか?

を確認する必要があります。

大手ハウスメーカーでマイホームを購入した場合、築10年前後で担当者から外壁塗装の塗り替えを勧められます。

ハウスメーカーも工務店の一つですが、特に大手ハウスメーカーになると宣伝・広告費や営業マンの取り分などの中間マージンが多く発生するため工事金額が跳ね上がります。

ハウスメーカーが候補に挙がっている場合は、ぜひ地元の工務店にも同じ工事の見積りを依頼することをオススメします。

やはり「塗装のプロ」に依頼するのが一番?

外壁塗装を考えた時にまず目にとまりやすいのは、大々的にテレビCMを流していたり広告を打つことができるリフォーム業者や工務店です。
しかし、ここで説明したとおり、リフォーム業者や工務店では中間マージンが発生するため工事金額が高くなる傾向があります。
また、熱心に説明してくれている営業マンを信用したところで、実際に施工するのは下請け・孫請けの塗装業者になるので、信用に応える仕上がりになるかは保証できません。

もし、テレビCMや広告などを見て大きな窓口としてリフォーム業者や工務店にアクセスしたのであれば、外壁塗装だけを専門に取扱っているプロの業者が存在することも知っておきましょう。

外壁塗装だけを専門に取扱っている業者は、外壁塗装工事に精通しているプロ業者。

高い技術と豊富な経験もさることながら、リフォーム業者や工務店のような中間マージンが発生しないので工事金額も安くなります。

中小の塗装業者になると、10年後、20年後のアフターフォローも親身になって考えてくれるので「また塗り替え適齢期が来たら同じ業者にお願いできる」というメリットもあります。

リフォーム業者や工務店になると、同じ業者にお願いしても次回は下請けが変わっていて「前回よりも仕上がりが悪い…」という事態にもなりかねません。

前回、前々回と同じ業者・職人に塗装してもらえれば、外壁塗装工事に対する抵抗感も薄れて、安心してマイホームのお化粧直しを任せることができるでしょうね。

リフォーム業者と工務店の違いのまとめ

ここでは、外壁塗装の塗り替えで窓口になることが多いリフォーム業者と工務店を比較して、それぞれの特徴や違いを紹介していきました。

大きく見れば「施工は下請け・孫請けがおこなう」という点で共通しているリフォーム業者と工務店。

違いといえば「外壁塗装に関する知識の深さ・経験」ですが、この点は個別の業者によって差があり、一概に「リフォーム業者は×、工務店なら◯」というわけでもありません。

大手の業者になれば手厚い保証が約束されることも多いので「実際の工事金額+安心料」を支払っていると考えれば少々割高でも納得できるでしょうね。

外壁塗装をできるだけ安く、納得できる仕上がりにするには、リフォーム業者にしても、工務店にしても、外壁塗装専門のプロ業者だとしても、契約までに必ず複数の業者から見積りを取る「相見積り」をしましょう。
一般的にはより安く高品質に外壁塗装ができるのは外壁塗装専門のプロ業者ですが、さらに高品質で良心的な価格を提案してくれるリフォーム業者や工務店があるかも知れません。

相見積りには、全国の優良業者から厳選して複数の業者を紹介してくれる「一括見積りサイト」の活用が便利です。

リフォーム業者?工務店?とお悩みの方は、ぜひ一括見積りサイトを活用してできるだけ安く高品質な外壁塗装工事を実現しましょう。

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